体脂肪に関しては、カロリー制限によって摂取する脂肪を抑え、それ以上に増えないようにすることです。
さらにこれを減らしていくには、有酸素運動によって体脂肪を燃焼させるのが良い方法です。
体脂肪に効果がある有酸素運動とは?
有酸素運動とは、コンスタントにリズムよく酸素を吸い込んで、その酸素を利用して脂肪を燃焼させる運動です。
つまり体脂肪をエネルギーに代えて消費する運動なのです。
方法としては、散歩程度でも有効です。
自転車を運転すれば脚力強化にもなりますから、こちらもお勧めです。
したがって運動が苦手な人や、高齢であったり病気上がりであった人にも取り組みやすい運動です。
運動を開始すると、体内の脂肪は分離・遊離を始めます。
そして血液に乗って身体のあちらこちらに運ばれた末、筋肉に吸収されます。
すると、やはり運動によってコンスタントにリズムよく取り込まれる酸素と出合い、そこで燃焼されるのです。
有酸素運動はどれくらい行なえば良いの?
有酸素運動は継続して少なくとも30分以上行なう必要があります。
その理由は、脂肪が分離・遊離されるのが運動を始めてから20分経過したあとだからです。
それ以内の時間では、このメカニズムが働きませんので、
毎日行なったとしても、一日に何回も行なったとしても、ほとんど効果はありません。
有酸素運動を行なうのに適したタイミングについて
いちばん良いのは、朝食の前に行なうことです。
食事の後に行なっても、食事で摂取したカロリーの一部を消費するだけになってしまうので、体脂肪は減りません。
そこを逆手に取って、食事から一番時間が遠い時間帯、つまり朝食前が有効です。
この段階では運動のエネルギーとなるべき燃料は体脂肪しかありません。
そのため効率的に脂肪を減らしていくことができます。
ダイエットを成功させるには、このように有酸素運動を行なって脂肪を燃焼させるのが有効です。
しかし食事の量や内容が不適切だと、かえって脂肪を多く摂取してしまうことになるのでダイエットとしてはバランスが悪いです。
そのためまず理想体重を求め、その理想体重に適したカロリーを摂取するという食事制限が必要です。
また筋力トレーニングを行なって、日常生活での動作がシャープになる程度の筋肉をつけていきます。
こうすることで基礎代謝力を高め、太りにくい体質に変わっていくことができます。
有酸素運動はダイエットにかなった良い方法ですが、単独でお粉手も効果は限定的です。
そのため食事制限と筋力トレーニングと組み合わせることによって、効果を最大限にするのが要領というものです。