男女問わず、綺麗な体になりたいという欲は誰にでもあります。テレビや雑誌で見かける健康的な美に憧れたり羨ましく思ったりすることも多いものです。
特に男性の場合は分厚い胸板や陰影のはっきりした腹筋、逞しい腕の筋肉に対する意識というのは持ちやすく、筋トレにも抵抗があまりないですが、女性は少なからず抵抗を持つ方がいらっしゃいます。
ムキムキになりたいわけではないというのがその理由ですが、女性の体は少々筋トレをしたくらいではマッチョな体にはなりません。筋トレの必要性などを考察してみます。
有酸素運動と筋トレ
ダイエットに不可欠なのは有酸素運動と言われていますが、それだけでは不十分です。
普段の生活で消費するエネルギー、いわゆる基礎代謝を上げるためには筋肉の絶対量を増やす必要があります。
筋肉を増やすには、筋トレが有効です。有酸素運動と無酸素運動を組み合わせることにより、効率よく脂肪を燃やしつつ、痩せやすく太りづらい体作りを目指すというわけです。
男女で意外と意識が異なる筋トレ
前述したように、筋力を上げるトレーニングに抵抗を持つ女性は少なくありません。
しかし、余程の高負荷でトレーニングしない限り、簡単に女性がムキムキの筋肉になることは通常あり得ません。
それでも気になるようなら、日々鏡と向き合いながら筋肉質な体にならない程度に負荷を落とせば良いです。組み合わせることがより効果的であるという事実を知りましょう。
筋肉はダイエットの武器になります。
具体的な筋トレメニュー
人間の体は大小様々な筋肉で覆われています。効率を上げるためにはできるだけ大きな、太い筋肉を使うことが大事です。太ももの筋肉や背中の広背筋、大胸筋などが大きな筋肉の代表格です。逆に腹筋などは薄く小さい筋肉と言えます。
大きな筋肉を鍛えるためのメニューとしては、家庭で簡単に自重でできる腕立て伏せ、スクワットなどがあります。
トレーニングのコツは、鍛えたい筋肉を意識することです。今ここを鍛えているんだと意識するとしないで結果に違いが出ます。そうすることで筋肉の力をすべて出し尽くしやすくなり、その後の超回復に繋がります。
スクワットをする際は太ももに意識を集中させ、他の部位に無駄な力が入らないようにして下さい。
腕立て伏せをする時は胸の筋肉が伸びたり縮んだりするのを感じながらやるのが良いです。腕立て伏せは背中の筋肉にも効かせることができます。
左右の肩甲骨を真ん中に寄せるイメージだと意識しやすいなど、それぞれにコツがあるので、力がより集中するように常に意識することを忘れないことが、ダイエットを成功させる近道です。