ダイエットでお腹周りの脂肪を落としたい人がしばしば考えるのが、腹筋運動です。
しかし、腹筋ではお腹ダイエットにならないという意見もあります。
その答えは、イエスでもあり、ノーでもあります。
腹筋のみでお腹ダイエットを成功させることは確かに難しいです。
腹筋を鍛えただけでは美しく引き締まったお腹にはなりません。
ダイエットに必要なのは、食べ過ぎないことと有酸素運動です。
腹筋運動をしても燃焼する脂肪はわずかです。筋トレで脂肪を燃やすのは難しいですし、そもそも腹筋は薄く小さな筋肉なので、効率も悪いです。
ウォーキングや水泳などの有酸素運動をすることで体の脂肪を燃やすことがお腹ダイエットにも不可欠です。
とは言っても、引き締まったお腹を手に入れるためには、腹筋運動も必要です。
脂肪が減ってお腹の筋肉が可視化した時、鍛えていないと締まって見えません。自宅でできる正しい腹筋運動を紹介します。
スタンダードな腹筋
お腹の筋肉と一言で言っても、腹筋はたくさんの種類の筋肉の集合でできています。お腹の真ん中、一番鍛えやすいところに刺激を与えるのが、スタンダードな腹筋運動です。
仰向けに寝て膝を曲げます。
自分のおへそを見る要領で背中を丸めて上半身を持ち上げます。
特に体を下ろす時にゆっくり行うのがコツです。体の重さに任せてすとんと体を寝かせると、筋肉には効きません。ゆっくり上げ下ろす意識で、腹筋に常にフォーカスしながら行なうのが効率的です。
限界までやって、30秒から60秒休んで次のセットに入ります。
3セット頑張りましょう。もちろん慣れない最初は、1セットからでも構いません。
お腹の横の部分に効く腹筋
くびれたお腹を手に入れるためには正面だけでなく、横っ腹も鍛えることが重要です。
上記の姿勢から膝を左右に倒して体を起こすことで、横に効きます。
慣れないうちはかなりきついので、少ない回数でも構いません。少しずつ回数を伸ばしていければいいです。
足を大きく動かす腹筋運動
お腹ダイエットを成功させるには、満遍なく腹筋を鍛える必要があります。
仰向けに寝て頭の上で手を固定、足を上下に動かすことで、お腹の下の部分に効かせることができます。
ソファの足や重い机を掴んで行うといいです。
スタンダードな腹筋をした時とは違う箇所が筋肉痛になりますので、その違いがわかりやすいです。毎日いろんな種類の腹筋運動をするのではなく、日ごとに変えるくらいの意識でいいです。
無理をしすぎないように注意することで、継続してお腹ダイエットを続けることができます。