ダイエットするなら野菜をたっぷり食べるといい!そう思いながらも間違った食べ方(選び方)をしていませんか?健康のためにもダイエットのためにも、正しい野菜の食べ方を確認しておきましょう。
ダイエットに欠かせない野菜の効果
ダイエットする時は、カロリーを制限することが多いため、より栄養バランスの良い食事を意識することが大切です。
また代謝を上げる必要もありますね。
だからこそ、低カロリーで食物繊維の多い野菜が大切なんです。
野菜をたっぷり食事に取り込むことで、摂取カロリーを減らすことができます。
野菜の食物繊維で、噛みごたえも増し満腹感を得やすくなりますし、血糖値の急上昇を防ぐ働きもあります。
野菜のミネラルやビタミンは、代謝をあげるためにも欠かせない栄養素です。
野菜をいかに上手く取り入れていくかが、ダイエットには重要ですね。
野菜の種類を再確認!
そんなことわかってる!ちゃんと食べてるし!
そう言いながらも、野菜のことを間違って理解している方も多いです。
野菜には、淡色野菜と緑黄色野菜があります。
淡色野菜は色の薄い野菜がほとんどで、大根・キャベツ・白菜・きゅうり・ネギ・ナスなどがあります。ビタミンCやカリウム、食物繊維が豊富で、生食しやすいものが多いです。
一方、緑黄色野菜は色の濃いものがほとんど。ほうれん草・かぼちゃ・トマト・ピーマン・にんじんなどがそうです。βカロテンやビタミンC・E、鉄などが多く含まれています。
そしてここからがポイント!
野菜だと間違えやすいのが、いも類・きのこ類・豆類です。
いも類は、主成分は炭水化物のデンプンですから、食べ過ぎは禁物です。
豆類は、たんぱく質を摂取するにはいいですが野菜ではありません。ただし、枝豆だけはビタミンCが多くて野菜に入ります。
そして一番間違えやすいきのこ類。食物繊維を含んでいますが、ビタミン類は少ないです。
もちろん、これらの食材はダイエットにも良い効果をもたらします。しかし、野菜だと思って食べていると、肝心の野菜の必要量が足りないということに・・・
厚生労働省が肥満予防で推奨している野菜の量は1日350gですから、野菜だけでこれだけの量を摂取するようにしましょう。
野菜の摂取方法を考えよう
健康やダイエットのために、野菜をしっかり食べようとするなら、大切なのは淡色野菜と緑黄色野菜をバランスよく食べることです。キャベツだけのサラダをたくさん食べて野菜を摂取している気分でいてもダメなんですね。
野菜はその種類によって含まれる栄養素が違います。
そして、そのビタミンやミネラルなどの栄養素は、お互いに働きあって力を発揮しています。同じ野菜ばかり食べて栄養素が偏ると、せっかくの効果を発揮することはできません。
色の薄い野菜と濃い野菜を一緒に食べる!
そう意識することで、淡色野菜と緑黄色野菜それぞれの栄養素をバランスよく摂取することができます。
また、以下の点にも注意しておきましょう。
- ドレッシングやタレ・煮汁などかけすぎない
- 野菜ジュースで野菜を補おうと思わない
- 野菜ジュースを選ぶ時は、糖分の少ないものを選ぶ
- サラダだけではなく、火を通してカサを減らして量を食べる
いかがですか?あなたは野菜を正しく選んで食べていましたか?
野菜の栄養は、ダイエットだけではなく健康や美容のためにもとても重要なものです。今日から、正しい野菜の摂り方で痩せていきましょう。