ダイエットの成功には、食習慣の見直しが大切です。
自分はちゃんとした食事をしていると思っている人でも、見直してみると意外とたくさん食べていることもあります。
ダイエットのためには健康を維持するのに必要なものは食べて、それ以外のものはたまに楽しむくらいに抑えるのがベターです。
ここでは、食習慣を把握する方法、どう改善していけばいいのか、その結果期待できる効果はなにか、を見ていきます。
悪い食習慣を把握する方法とは?
食べたものを毎回記録していく方法がおすすめです。
一時期レコーディングダイエットというのが流行りましたが、あれを活用して食べたものを記録していけば、どんなものを食べた時に体重が増減するのかを把握することができます。
まず最初はカロリーやダイエットにいいものなどを深く考えずに、今まで通りの食生活をしてみましょう。
記録していくと次第にマイナスポイントがわかるようになります。
だいたい把握できたら、今度はその点を改善していきます。
現代人に多い肥満原因は?
糖質と脂質の過剰摂取が、肥満の原因になっていることが多いです。
脂っこい食べ物はいかにも太りそうですが、主食も食べすぎれば脂肪以上に太る原因になります。
主食の栄養素は糖質がメインで、糖質は体内でブドウ糖に分解されて小腸から取り込まれます。
すると血糖値を下げるためのインシュリンというホルモンが分泌されます。
インシュリンはすでに蓄積している脂肪を分解しづらくさせてしまい、さらに脂肪細胞に余ったブドウ糖を溜め込む働きがあります。
現代人は主食の食べ過ぎが原因で太ってしまうことが多いので、糖質の摂りすぎだとわかったらそこを改善していきましょう。
糖質を食べ過ぎていなければ、たんぱく質と脂質の摂取カロリーはそれほど気にしなくても大丈夫です。
カロリーが原因で太っている可能性もありますが、たいていは糖質の過剰摂取が問題です。
こんなに期待できる改善効果!
糖質の過剰摂取をやめられれば、体重は順調に落ちていきます。
食後高血糖が起こらなくなると、食後の眠気や倦怠感も解消されます。
また、血糖値の上昇を防ぐことができれば、日本人の死因の上位にランクインしている糖尿病も防ぐことができます。
わざわざ健康食品やサプリメントに頼らなくても、食習慣改善だけでもこれだけの効果が期待できます。
食習慣を変えるということは、自分の細胞を入れ替えて健康になるということです。
体が軽くなれば動くことも楽しくなり、運動する気力が出てくるので、ますますダイエット効果があらわれやすくなります。