市販のペットボトルのお茶にも、ダイエットに有効な成分が含まれています。
頻繁にペットボトルのお茶を買うのであれば、自分が目的とするダイエットに向いている成分が含まれているものを選ぶと良いです。
ここでは、ダイエットに有効なお茶とその成分について詳しくみていきます。
定番のウーロン茶はマイナスカロリー
ダイエット茶の代表は、ウーロン茶です。ペットボトルのお茶は一時期売り上げが下がったことが不安視されましたが、ダイエッターからは根強い人気があります。
ウーロン茶には、「ウーロン茶ポリフェノール」という成分が含まれていて、中性脂肪を遊離脂肪酸に分解して脂肪を燃える一歩手前の段階にしてくれる効果があります。
なので、ウーロン茶を飲んだ後に脂肪燃焼効果が高い有酸素運動をすると脂肪が燃えやすくなります。
さらに、食事で摂った脂質の吸収を抑えてマイナスカロリーにしてくれます。揚げ物などの脂っこい食事を摂った時にウーロン茶を飲めば、摂取カロリーを抑える効果が期待できます。
血糖値の上昇を抑える緑茶
昔から日本人に愛飲されていた緑茶には「茶カテキン」という成分が含まれています。血糖値の上昇を抑える効果があるので、糖質を多く含む食事をした時に有効です。
甘いもの、ご飯、パン、麺類などをたくさん食べてしまった時には、緑茶を飲んでみると良いでしょう。
また、茶カテキンには長期間摂り続けることで体脂肪を減少させる効果が期待できるという報告もあります。
緑茶以外にはルイボスティーも血糖値の上昇を抑えてくれる効果で人気があります。
むくみ解消に黒豆茶
黒豆茶には、むくみを解消してくれる利尿作用があります。
さらに、黒豆に含まれている「大豆サポニン」には糖質と脂質の吸収を抑える効果があるので、余分な栄養吸収を抑える効果が期待できます。「水溶性食物繊維」も含まれていて、これには便秘を解消する効果が期待できます。
他にむくみ解消に有効なのは、トウモロコシのひげ茶です。まだ取り扱いしている店は少ないですが、健康や美容に良いということで徐々に取り扱う店が増えています。
トウモロコシのひげ茶には「カリウム」が多く含まれていて、余分な塩分と水分を排出する効果があります。また、女性のPMS(月経前症候群)によるイライラ、落ち込み、などの症状を緩和してくれるとも言われています。
むくみが気になる人、特に女性はトウモロコシのひげ茶を飲んでみると良いでしょう。