ダイエットに効果があると話題のごぼう茶。ごぼう自体が食物繊維が豊富で、健康にも良いおすすめの食材です。毎日の生活に取り入れて、積極的に摂取しましょう。
ごぼうが健康やダイエットに良い理由
ごぼうは、食物繊維がとっても豊富。
また、朝鮮人参と同じ有効成分のポリフェノールも含まれています。
この食物繊維とポリフェノールが、大活躍をしてくれます。
それが水溶性食物繊維のイヌリンと、ポリフェノールのサポニンです。この嬉しい成分は皮に最も多く含まれているため、ごぼうは皮ごと使うのが一番いいですね。
特にダイエットでおすすめなのが、ごぼう茶を飲むこと。
ごぼうは焙煎することによって抗酸化力が高まるため、焙煎したお茶を飲むのは美容のために効果が高いです。
それに、ごぼうを食べましょうというよりも、お茶で飲むほうが続けやすいというのもおすすめする理由です。毎日の生活にごぼう茶を取り入れることで、負担なく継続することができます。
2大成分:イヌリンとサポニン
なんだか可愛い名前って思ったのは私だけでしょうか・・・
この2つの成分がありがたい効果を発揮してくれます。
イヌリン
イヌリンは水溶性の食物繊維で、吸水性や利尿作用があります。体内の余分な水分を吸収し、体外へ排出しますから、むくみも解消します。
腸内で善玉菌を増やす働きもあります。腸の環境を整えて便秘も改善することにより、ぽっこりお腹の解消にも!
代謝アップにも役立つ嬉しい成分です。
サポニン
ポリフェノールの一種で、悪玉コレステロールや脂肪を吸着して排出する働きがあります。
語源はあのシャボン玉の「シャボン」だそうです。まるで石鹸のように余分なコレステロールや脂肪を吸着しながら体外へ排出してくれます。
また、抗酸化成分により、血中の活性酸素を除去して、血液をサラサラにする働きもあります。血小板の機能を整えて血流を促すため、冷え性も改善されますし、内臓や血管の掃除もしてくれます。
ごぼう茶の作り方
ごぼう茶は市販されていますが、自宅で手軽に作ることもできます。
ごぼう茶の作り方をご紹介しますね。
- たわしなどでごぼうの皮がむけないように泥をやさしく落とします。
- ピーラーや包丁でささがきにします。
- そのまま日当たりと風通しの良いところで天日干しにします。電子レンジでもOK!水にひたしてアク抜きすると有効成分が流れ出るので注意しましょう。
- フライパンで10分~15分ほど乾煎りします。
- 乾煎りしたごぼうをひとつまみ急須に入れてお湯をそそげば完成。
密閉容器に入れて冷蔵庫に保存すると、1周間ぐらいは持ちます。また、出がらしの茶葉(ごぼう)には不溶性の食物繊維であるリグニンなどが残っていますから、調理して食べましょう。
リグニンは、血中のコレステロールを抑える働きがあります。ポリフェノールとしての働きもあることから、腸内の善玉菌を増やしてくれます。
自分でごぼう茶を作ると、出がらしまで無駄にせずに利用できますね。
ぜひ試してください。