ダイエットのためには、食べることをコントロールする必要があります。
簡単そうに思えますが、食欲を抑えつけるのは意外にもとんでもなく難しいものです。ダイエットをしたことがある人なら、嫌というほど味わったことがある経験でしょう。
ここでは、ダイエット中に過食してしまう原因、ストレスとの関わり、コントロール方法をみていきます。
どうして食べ過ぎてしまうの?
ダイエットのために食べたい時に食べたいものが食べられないことが続くと、ストレスが溜まります。
実は脳には、ストレスが溜まると食べ物が欲しくなるという性質があります。
炭水化物には鎮静効果があります。
糖分をとった時に一瞬ほっとするのは、この鎮静効果によるものです。
肉は精神を安定させる脳内物質のセロトニンを作るのに必要です。
セロトニンが減るとイライラしたり、落ち着きがなくなってしまいます。
ストレスが溜まると食べたくなるということですから、
過食をコントロールするにはストレスをどうにかすればいいということになります。
ストレス太りは厄介なんです
ストレスのせいで太ってしまうと、痩せたいと思って食べるのをセーブするようになります。
しかし、ストレスのせいで食べていた糖分などを極端に少なくすると、鎮静効果が弱まってまたストレスが溜まってしまいます。
過食が起こりやすいダイエット方法は、たいてい厳しい我慢を強いる方法が多いです。
絶食や単品など体に無理がかかる食事を続けていると、ストレスがどんどん溜まっていずれ爆発してしまいます。
過食をコントロールする方法はあるの?
過食をしやすい人は、食べ物にばかり目がいっている傾向があります。
食べたい、食べてはいけない、などと一日中考えていると、いざ我慢できなくなって食べた時に過食衝動が抑えられないことが多いです。
ストレス太りを防ぐためには、食事以外のことで楽しいことを味わうといいです。
自分が熱中して楽しめることなら、なんでも構いません。
読書などの高尚な趣味でなくても、漫画を読んだり、プールで泳いだり、子どもと遊ぶ、ゲームをする、といったことでもなんでもいいです。
要は食べ物以外のことに目を向けられて、楽しめる時間を持つことができればいいのです。
食べている時以外の楽しい時間が増えてくれば、食べているよりももっと楽しいことにお金と時間を使いたいという気持ちになっていくはずです。
まずは楽しいこと、心から楽しめて長時間没頭できることを見つけてみましょう。