男のダイエットは、ただ単に体重を落とせばいいというものではありません。
ボディビルダーのような筋肉隆々までは要らないにしても、引き締まった体に仕上げてこそが男のダイエットの理想ともいえます。
引き締まった体のための筋トレを継続するコツ
そのために必要なのは、当然、筋トレになります。筋トレは、トレーニングによって、筋繊維をいったん壊し、再生するときには壊れないように太い繊維にしようとする自然の体の防御反応によって、肥大化します。
ですので、腕立て伏せでもダンベルを使ったトレーニングでも、限界までトレーニングし、翌日は休みを入れて筋繊維の回復に専念しなければなりません。これをジムではなく、個人で行うには、相当のモチベーションと根気がいります。
トレーニングメニュー、限界までの回数などの筋トレの記録をブログなどに残しておき、そのブログを友達などに公開すれば、途中でダイエットをやめるといった男としてあるまじき行為をしたくないというモチベーションにつながります。
若干後ろ向きなモチベーションですが、女性と違い、特に見た目や体型を重視しない傾向にある男のダイエットには、前向きなモチベーションだけでなく、後ろ向きなモチベーションも必要です。
食事の管理も必須!摂取したい食品とは
また、筋トレの他にも食事にも気を使わなければなりません。先ほど述べました筋繊維の回復には、タンパク質が必要となりますので、ダイエット中はタンパク質を多く含む食品を摂取します。
激しいトレーニングを行う日には、アミノ酸などのサプリメントで補給するのもいいでしょう。さらにダイエット中は、糖質、脂質などを多く含む高カロリー食品はできるだけ摂らないようにします。
過剰な糖質、脂質の摂取は皮下脂肪になり、筋肉の上に付いて、せっかく鍛え上げた筋肉が見えにくくなります。
おすすめのトレーニング方法
トレーニングの記録の他、体重、体脂肪率もブログなどの記録に残すと効果が目に見えてきますので、モチベーションの維持につながります。ある程度、筋肉がついてくれば、基礎代謝もあがり、多少の暴飲暴食をしても体重が増えにくくなります。
基礎代謝向上のためには、体幹トレーニングや、背中の広背筋、太ももなど大きな筋肉から鍛えていくのが効果的です。広背筋を鍛えるためには、肩幅より広めに腕を広げた腕立て伏せや懸垂が効果的で、太ももを鍛えるためには、自転車やスクワットなどがお勧めです。
ただ、偏った筋肉を鍛えてしまうと、姿勢が悪くなったり、ガニ股になりますので、均等にトレーニングしなければなりません。
例えば、太ももの外側だけを鍛えると外に引っ張る力が強くなり、ガニ股になりやすくなるので、内側の筋肉も同様に鍛えるといった具合です。