下半身が太ってしまう理由には、冷えや血行不良、代謝悪化、むくみなどが原因です。
人間の身体は、下半身のほうが冷えやすいのです。
心臓から遠くなるので、心臓のポンプ機能が足先まで届きにくいのです。
これを解消するためには、毎日の半身浴がおすすめです。
下半身ダイエットを成功させるコツ
下半身ダイエットは、上半身以上に難易度が高いです。
心臓のポンプ機能が十分に及びにくく、血行不良により冷えてしまうのです。
冷えると自然と代謝力が低下しますし、水分を溜め込みやすくなります。
むくみが発生し、水太りの原因ともなります。
午後になれば足が太くなるという方は、下半身ダイエットが必要なのです。
入浴時に ゆっくりと半身浴を行って、下半身を温めていきましょう。
お腹周りを温めることは、腸内環境を改善するためにも役立ちます。
お腹が冷えると便秘になりやすく、ぽっこりお腹の原因ともなります。
半身浴でのぼせないために
下半身ダイエットに半身浴が用いられるのは、のぼせにくいという理由もあります。
全身浴だと10分も入浴せずに、のぼせてしまう方が多いでしょう。
特に熱めのお風呂を好む方ほど、身体が冷えやすい傾向があるので注意しましょう。
例えば、身体を温めるために熱湯を少しずつ飲んでも、あまり温まらないでしょう。
普通に飲めば喉粘膜が熱くなるので、少量ずつしか飲めないはずです。
その結果、喉を通過するときにはお湯が冷めてしまうのです。
それよりも、ぬるめのお湯を水がわりに飲んだほうが身体は温まります。
入浴もこれと同様であり、 ある程度ぬるくしたお湯に長時間浸かったほうが温まるのです。
半身浴でのぼせないためには、湯面を高くしすぎないことがポイントです。
ヘソよりも5cmくらい下に湯面がくるように調整するとよいでしょう。
20~30分行うと効果的
半身浴は20~30分を目安に行いましょう。
ぬるめの湯にじっくりと浸かることで、身体の芯まで温めることができます。
下半身の代謝力もアップするので、脂肪燃焼を促進したり、むくみを解消したりできます。
下半身は非常に冷えやすい部位であり、冷え対策のためには冷やさないことが大切だと言われますが、この対策だけでは不十分です。
冷やさないことを前提として、さらに下半身を半身浴で温めていく必要があります。
半身浴は温浴効果が弱いと考える方もいるでしょうが、実際は全身浴と大差のない効果を期待できるのです。
下半身を細くしたい方は、 温めるケアから始めていきましょう。