筋力トレーニングというと、痩せるどころかムキムキになってしまうというイメージを持っている人は少なくありません。
しかし、実は筋トレはダイエットにはおすすめの運動なのです。
筋トレをして筋肉を付けることによって、長期的に痩せ体型を作ることができるのです。
筋肉と痩せ体型のメカニズム
人間の体には寝ていても休んでいても、呼吸をしているだけで消費される基礎代謝と呼ばれるエネルギー消費があります。
この基礎代謝が高い人ほど脂肪燃焼効率がよく、太りにくい体質と言えます。
そして基礎代謝量は筋肉の量に比例しているため、筋肉量が多いほど日常の動作での消費カロリーが大きくなります。つまり、筋肉量が多い人と少ない人とでは、同じ量を食べても消費されるカロリーが違うのです。
痩せ体型を作るためには、筋肉の量を増やすことが近道になってきます。
おすすめの筋トレ方法は?
筋肉はどのように増やせばよいのでしょうか。実はその方法は筋肉を鍛えること、つまり筋トレしかないと言われています。
そして、最も効率のよい筋肉の鍛え方は体幹と呼ばれる胸・背中・お腹・脚の4つの部位をメインにバランスよく鍛えていくことが大切です。
体幹と呼ばれる筋肉群は、人間の体の中でも大きな筋肉です。筋肉は維持するだけでもエネルギーを消費するので、大きな筋肉をしっかりと鍛えて動かす運動が効率的と言えるでしょう。
さらに、腹筋や背筋だけというように特定の部位だけを鍛える人がいますが、全体的な代謝量を上げるにはバランスよく全身の筋肉を鍛えることが大切になってきます。
さらにできるだけ大きく早く、多少の負荷を感じるくらいの強度でのトレーニングが効率よく筋肉を鍛えるためのポイントです。
自宅ではなかなか全身の筋肉をバランスよく適度な運動量で鍛えるのは難しい場合が多いため、できるだけスポーツジムでのトレーニングが望ましいと言えます。
筋トレの際の注意点
筋肉は筋繊維から成っています。筋トレをして負荷をかけると一度筋繊維が傷つくため、再度トレーニングをするには筋繊維が回復するための48~72時間ほど時間を置く必要があります。
この間筋繊維が修復されるのですが、その際に以前よりも総量がアップします。これを超回復といい、筋肉がついていく基本的にな仕組みです。
よって、毎日トレーニングをするのではなく適度に休息をしながら行うことが効率のよい方法です。
いかがでしたか?
筋肉をしっかりと鍛えながら、食事や睡眠もしっかりとることでバランスの良い痩せ体型をつくることが可能になってきます