アラフォー世代にもなると、痩せたい理由が若い頃と変わってきます。スッキリしたボディでおしゃれがしたい・キレイでいたいという理由だけではなくなって、検査の結果の数値が心配になることもあるはずです。
中性脂肪やコレステロールが気になっている方も多いのでは?
今回は、中性脂肪やコレステロールを減少させるために、アラフォー世代以降が楽々できる運動をご紹介します。
腕だけ走りとは
腕だけ走りとは、医学博士の古藤高良先生が推奨している運動です。
歩く時に前後に腕をふりますが、それを座ったままで決まった方法や回数でやる運動です。
腕をふると、最初に糖質がエネルギーとして使われ、その次に使われるのが中性脂肪。血流がよくなりますから、血中によどんでいるコレステロールもどんどん肝臓に運ばれて、分解・排出されます。
その結果、中性脂肪と悪玉コレステロールが減るのです。
腕の重さって、体重の1/8もあるそうですよ。肩からダンベルをぶらさげているようなものですから、ふることで筋トレ効果があるんです。
とても簡単で楽にできる運動ですが、食生活が乱れてカロリーを多く摂取しすぎていては効果はでません。ドカ食いをせずに、規則正い食生活をしながら腕だけはしりで運動量をアップしましょう。
腕だけ走りのやり方
- 椅子に座って正面を向いたら、背中を伸ばしましょう。
- 呼吸を止めないようにしながら、リズミカルに肩から腕を振ります。
たったこれだけ!
片腕をふるのを1カウントとして、20回が1セットです。1日に3セットやります。
さらに効果をあげるには・・・
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- 床から足を少し浮かして腕をふると、体幹も鍛えられます。そして、脂肪が燃えやすい体になれますよ。
腕をなるべく大きくふるようにして、それに合わせて腰もふりましょう。血行が良くなり、ウエストのくびれにも効果大です。
立ってやりたい時は・・・
- 正面を向いてまっすぐたったら、背中を伸ばします。
- 椅子に座ってやる時と同様に、肩からしっかり腕をふります。
- リズムに合わせて足を軽く屈伸させると、全身運動になって効果がアップします。ひざは、自分がやりやすい程度に曲げるだけでOKです。
外を歩く時も腕だけ走りを取り入れよう
腕だけ走りをするだけなのもいいですが、外を歩く時にも取り入れることで1日の運動量はかなり多くなるでしょう。
- 視線をまっすぐ前に向け、背中を伸ばします。
- 腕を曲げてしっかりふります。
- 歩幅をいつもより広くして、早足で歩くようにします。
腕のふりが大きくなるのと、歩幅を広げて早めに歩くことで、酸素を多く使うようになります。運動量もゆっくり普通に歩くのと比べて多くなりますし、中性脂肪やコレステロールが減少しやすくなります。
むずかしいことは何もありません。
運動をまったくしていない方も、手軽にできる方法ですから、継続してできるはずです。
通勤や買い物、散歩やウォーキングなどの時に、試してくださいね。