男性向けのダイエットに筋トレは有効ですが、これは女性にも応用できる方法です。
その際にはトレーニングの強度ややり方等を若干変えなくてはなりませんので、その基礎知識を学んでいきましょう。
筋トレによるダイエット
太っている人は、脂肪を落とすだけでは効果が薄いです。その下にある筋肉まで鍛えなければなりません。
肥満は、余分な脂肪がついてしまうことでなりますが、筋肉が緩んでしまって劣化していると、この脂肪を燃焼させてもまたすぐにリバウンドしてしまうことになります。
過去に運動していたほど痩せやすいのはこのためです。そこで、基礎的な筋力を底上げして、太りにくい肉体そのものを作り上げていかなければなりません。
筋トレの驚くべきダイエット効果
筋トレの利点は、女性でも手軽にできることです。アスリートのような肉体を目指す必要も、必ずしも身体にラインが浮き出るほど鍛え上げる必要はありません。
正しい方法でトレーニングすれば、インナーマッスルとして鍛えた証は身体に刻み込まれます。
一度身体が出来上がってしまえば、しばらく時間が経ってから鍛え直しても高い効果を得る事ができます。現役を一度は退いたスポーツ選手でも、すぐに復帰できてしまうのは、筋肉質な肉体を持っているからです。
決して無理をせず、軽い運動に慣らすことからはじめていきましょう。
数分間の運動からはじめるダイエット
いきなりダンベルや、回数をこなす腕立て、腹筋などは続かないだけでなく身体を壊してしまいます。脂肪を燃焼させるためには、正しいフォームと、酸素を取り込むという原則を忘れてはいけません。
つまり、心地よく筋肉を刺激して、汗をかき、呼吸が少し荒くなる程度の運動がベストということになります。
まずは、縄跳びやヨガを一日数分間続ける事をスタートさせましょう。それも難しいなら、ラジオ体操や太極拳でも構いません。とにかく、毎日身体を動かすことが大切です。
摂取した脂肪を、燃焼する脂肪が上回っているうちはいつまでも痩せることができません。その日に摂ったカロリーは、その日のうちに燃焼させる心構えで望みます。
慣れてくると徐々に負荷をかけても大丈夫になってくるので、この時期に腹筋や背筋などを取り入れると効果が高いです。
回数ではなく、自分の身体の状態をチェックしながら、翌日少し皮膚が張るような程度でやめておきましょう。
筋力を鍛えるためでなく、あくまでダイエットのためなので、毎日続くようトレーニングを加減する事が、遠回りなようで大切な原則になります。