食事制限や単品食ダイエットは栄養が偏りやすいです。短期間で効果を上げられるというメリットがありますが、ダイエットは続けられなければ意味がありません。また、体を壊してまで痩せても悲しいだけです。
今回は、おかゆを活用したダイエット方法とその効果について詳しく見ていきます。
おかゆダイエットとは?
おかゆダイエットは、主食を低カロリーのおかゆに変えるだけの方法です。
主食以外は制限がないので、おかずは自由に食べて良いのがメリットです。
温かいものならば、体を温めて新陳代謝をアップさせる効果も期待できます。
味が薄いですが、梅干し、卵、海苔、など味付けを工夫すれば飽きにくいです。
おかずを自由に食べられるのでストレスも溜まりにくい方法です。
1日に何回置き換えるのがベストか?
茶碗1杯(150g)のご飯のカロリーは、約250kcalです。
これに対して、おかゆは150kcalで100kcalも減らすことができます。
通常のご飯よりも水分量が多いためにお米の量が少なくなるので、カロリーが低くなります。
ただし、ここでひとつ注意点があります。
おかゆは病人食や離乳食にも使われることからもわかるように、とても消化吸収が良い食べ物です。消化吸収が良いということは、健康な人の消化器官だとすぐに消化されてお腹が減ってしまう可能性もあります。
消化器官を休ませるには最適な食べ物ですが、消化吸収が良い上にカロリーが低いので、すぐにお腹が減ってしまう可能性があります。
なので、1日1~2回を目安にして主食を切り替えるようにしましょう。1日1回だけ切り替えるならば、夕食におかゆを食べると一番ダイエット効果が高いです。
3食すべて置き換えてしまっても良いですが、それだと空腹に負けてどか食いしてしまったり、このダイエット方法が嫌になってしまう可能性があるので、1日1~2回の置き換えを目安にしましょう。
おかゆダイエットを続けるコツ
おかゆだけだと、栄養バランスが偏ってしまう可能性が高いです。
また、味が淡白すぎて飽きてしまう可能性も高いです。
置き換えダイエットを続ける秘訣は、その食品を嫌いにならないようにすることです。いくらダイエット効果が高いといっても、そればかり食べていれば栄養が偏りますし、飽きてしまいます。
おかずは自由に食べられるのがメリットなので、野菜、肉、魚、卵、果物、などを上手に組み合わせて栄養バランスを整えましょう。
もちろん、おかずは自由だといっても食べ過ぎは禁物です。