ダイエットは、食事制限・有酸素運動・筋力トレーニングの三本柱で行なうのが、最も効果的な方法です。
即効性はありませんが、少しずつ確実に減量でき、健康的に痩せることができます。
気になる部位のためのダイエット方法
この食事制限・有酸素運動・筋力トレーニングの三本柱で行なう効果的な方法というのは、特定の部位に効く方法ということではなく、余分な脂肪分がついている所から徐々に減らしていくという考え方です。
下腹部やおなか周りは、スタイルという点で一番気になる部位かも知れません。
そのため一番需要があるダイエット方法ということになりますが、果たして可能でしょうか。
この方法を検討するにはまず、下腹・おなか周りに脂肪がついている状態を、客観的に観察してみる必要があります。
要因の一つは、皮下脂肪または内臓脂肪です。
後者の方がより厄介であり、様々な生活習慣病のもとになる可能性があります。
もう一つの要因は便秘です。
例えば何日かぶりに排便があってスッキリした時には、お腹が少し凹んだように思われるはずです。便秘解消はダイエットにもなります。
下腹・おなか痩せの効率的な方法
食事制限をする場合、理想体重を求めてその体重に合わせたカロリー制限を行ないます。
その結果、摂取するより消費するカロリー量の方が増えるはずで、こうした食習慣が続けば必ず痩せることができます。
カロリーの必要量が計算できたら、タンパク質・炭水化物・脂肪という三大栄養素を配分します。
そしてここに、生野菜や果物・海藻・きのこなど、食物繊維を多く含む食材を投入します。
これらは低カロリー食品でもあるので、総摂取量の枠外で摂取してもそれほど問題はありません。
食物繊維が体内に取り込まれると、食事が始まることで急激に跳ね上がる血糖値の上昇を抑えることができます。
その結果、糖が脂肪に変わる働きを大きく抑制することができるのです。
また食物繊維は胃壁に密着してゆっくり進むので、満腹感が維持されます。
最終的には余分な脂肪とともに便として排泄されますので、体内には留まりません。
つまり腸内をきれいにして排便をスムーズにさせますので、ポッコリと出てしまった下腹・お腹痩せの役割を果たします。
そして歯止めとしてもう一つのカギがあります。
歯止めとなるもう一つのカギとは?
それは筋力トレーニングです。
筋力がつくと基礎代謝力が向上して太りにくい体質になります。
特にお腹周りが気になるのなら、腹筋運動を行なうことで集中的にケアすることができるようになるでしょう。