定着してきたプチ断食。ひとことでプチ断食といっても、やり方は色々あります。
食事を抜くという行為は、間違った考えで行うと体調を崩してしまいますから、自分の環境に合った方法を選択することが大切です。
プチ断食ってみんなどうやっている?
プチ断食は、食べない期間を作ったり食べる量を減らすなどして、身体を一度リセットする方法です。
体だけでなく心もリセットできるので、ストレス解消にも適しています。
実際に行った方の感想を聞くと、最初は空腹がつらかったけれど、乗り切ってしまうと平気だったと言います。また、イライラしていた気持ちが穏やかになったとストレス解消効果も大きいといいます。
プチ断食といっても、朝食をぬくだけの食事回数制限や、週末に2日程度断食するなど様々な方法があります。また、自宅でやる方もいれば、断食道場などで行う方もいます。
共通して大事なことは、全食事を抜く断食が終わった後は、すぐに普通食に戻らず復食として徐々に身体をならすこと。
例えば、2日間栄養バランスの良いドリンクとお水を飲んで過ごしたら、3日目は三分粥から少しずつ五分粥、全粥というように3食摂取します。4日目には普通の食事に戻しても大丈夫ですが、体調に合わせて戻していきます。
復食を適当にしてしまうと体によくありませんから、きちんと少しずつ戻すようにしてください。
朝食を抜くなど食事の回数を減らすプチ断食を行う場合は、他の食事でドカ食いしてしまう可能性があります。量が少なくても、カロリーが多すぎて痩せられないこともありますので食事内容に注意が必要です。
どんなプチ断食でも、大切なのは無理しないことですね。
これだけは気をつけて!体のために知っておきたいこと
断食道場など、管理されている環境で断食する場合は指示に従いましょう。
注意するのは、自宅で行う場合。
極度な食事制限を行うと免疫力が下がってしまいますし、水分不足になれば脱水にもなってしまいます。また、かえって太ってしまったり体調を崩すこともあります。
プチ断食は、何も口にしないということではありません。栄養は摂取しなければなりませんから、栄養バランスの良いドリンクなどを摂取するようにします。
水分は2リットルを目安にお水を飲むようにしましょう。
人の体は、食事をぬいて糖分が少なくなると、体の脂肪を分解してエネルギーを作ろうとします。空腹を感じなくなるというのは、脂肪が糖に分解されて脳に送られたおかげで、脳が何か食べたと勘違いしてくれるからです。
その分解した時に作られるものがケトン体です。
ケトン体ダイエットなども流行りましたね。
ただ、極端な制限でこのケトン体が増えすぎると、体が酸性になって意識障害などが起こることもあります。
また、糖分が足りなくなると脂肪だけではなく、筋肉も分解してエネルギーを作ろうともしてしまいます。筋肉が減っては、ダイエットの意味がありません。結果的に代謝が落ちることになりますから、またリバウンドしてしまいます。
極端に減らしたり、長期間断食するのはやめましょう。
酵素やダイエット食品を利用してお手軽に!
プチ断食中は、栄養のあるものを飲むことが大切だといいました。
空腹になって体の中も心もすっきりさせる目的がプチ断食ですが、体調を崩しては意味がありません。
だからこそ、栄養不足になりすぎないことが大切なのです。
しかし、個人が栄養バランスのとれたドリンクを用意するのはなかなか難しいですね。
そういう方は、酵素配合ドリンクを利用しましょう。
液状の酵素ドリンクやスムージーなど、プチ断食に最適なドリンクはたくさん市販されています。
それらのドリンクには、野菜・果物・海藻・野草など、栄養がたっぷり含まれているため、安心です。