筋トレはダイエットに効果なし、という説があります。これは半分あたりで半分ハズレと言えます。
どういうことかと言うと、筋トレのみをしてダイエット効果を期待するのは難しいということです。筋トレをすれば筋肉の量は増やすことができますが、それだけです。
シャープで美しい体を作りたいと思っている特に女性には効果が少ないと言わざるを得ません。そのためには脂肪を燃焼することが不可欠です。
組み合わせによる効果を以下検証してみます。
有酸素運動の必要性
綺麗な体を手に入れるためには無駄な贅肉を落とす必要があります。効率良く脂肪を燃やすためには有酸素運動が最適です。
きつ過ぎず軽過ぎず、適度に長時間できる運動を繰り返すことで、脂肪は最も効率良く燃焼すると言われています。
早足で歩くことに代表される有酸素運動は20分以上続けることで効果がより発揮されますが、時間をまとめて取ることができない人は、もちろん細切れの時間を利用しても構いません。
最も効率良く燃焼するのが20分以上というだけで、5分歩いても脂肪は燃えます。意識して体を動かすということが最も大事です。
筋トレが効果なしと言われる理由
筋トレでは、筋肉をつけるという目的が達せられるだけで、体重はむしろ増えるというのが効果なしと言われる所以です。
確かに筋トレのみで脂肪を燃やすのは難しいと言わざるを得ません。しかし、有酸素運動のみを行えば良いというわけでもありません。
筋肉の絶対量を増やすことで基礎代謝は増え、太りにくく、痩せやすい体を作ることができます。筋力トレーニングのみでダイエットを成功させるのは難しくても、不必要というわけでは無いということです。
組み合わせることで最も効率が上がる
有酸素運動のみ、筋トレだけ、という画一的なものではなく、この2つを組み合わせることでダイエットに最適な運動となり得ます。体脂肪を減らしつつ、筋肉の絶対量を増やすことで、更に脂肪が燃えやすい体を作るというのがベストの選択肢です。
目指すべき理想的な体を思い描いたら、あとは筋肉と脂肪のバランスをいかに取るかを毎日鏡を見ながらデザインしていく作業です。ムキムキボディーを目指す女性は少ないですが、適度に鍛えられた健康的な体は美しいと感じる人が多いです。
ただ細いだけではなく、締まっている体を目指すのであれば、筋トレは欠かせない運動です。後は負荷の調整で筋肉が太くなりすぎないようにすれば、理想のボディーラインに近付けることができます。