お酢に含まれているクエン酸やアミノ酸には、脂肪分解・燃焼作用が期待できます。
お金をかけずに手軽にできるので、制限系のダイエットに失敗してきた人でも行うことができます。
ここでは、お酢ダイエットの効果とやり方を詳しく解説していきます。
お酢ダイエットのやり方
お酢ダイエットは、1日に15?30mlの酢を摂取するだけの簡単な方法です。
朝・昼・晩の食後に10mlずつ摂取したり、夕食の後に15ml摂取しても良いです。
効果が出るまでには期間がかかるので、毎日飲み続けることがポイントです。
ダイエット効果が高いのは、アミノ酸を多く含む黒酢・香酢・玄米酢や、クエン酸を多く含むリンゴ酢・もろみ酢などです。毎日続けるためには、ダイエット効果よりも自分が飲みやすいと感じられるものを選ぶと良いでしょう。
お酢の味が苦手な人は、水で薄めたり、はちみつを加えると飲みやすくなります。
ジュースなどで割っても良いですが、カロリーが高くなってしまうので、糖分の摂りすぎには注意しましょう。
飲むだけではなく、料理に使うのも良いです。
飲むときの注意点
お酢は酸味が強いので、空腹時に飲むと胃に強い刺激を与えてしまいます。
また、食欲を増進させてしまう作用もあります。
ダイエット目的で飲むならば、食後、もしくは食中に摂取しましょう。
早く効果を出したいからといって、大量に飲むのも危険です。
胃を荒らしてしまう可能性もあります。
また、飲みやすく加工されているようなものだと、カロリーの過剰摂取になってしまうこともあるので気をつけましょう。
お酢で得られるダイエット効果
お酢のダイエット効果で注目したいのは、アミノ酸やタンパク質、クエン酸です。
そのほかに美肌効果のあるビタミンCやビタミンEも多く含んでいます。
アミノ酸には脂肪燃焼をサポートする力があります。脂肪を脂肪酸に分解して、燃焼する一歩手前の状態にしてくれます。運動と組み合わせると脂肪が筋肉で燃焼されるようになるので、運動と組み合わせるようにしましょう。
クエン酸は、脂肪をエネルギーに変換させるクエン酸回路の働きをスムーズにする作用があります。脂肪がエネルギーに変換されやすくなることで、太りにくくなったり、疲れにくくなるなどのメリットが得られます。
現代人の生活は、体を酸性に傾けやすくなっています。
健康な体は弱アルカリ性です。
酢はアルカリ食品なので、尿の酸性状態をアルカリに傾けて、健康体にしてくれます。これにより、冷え性、ドロドロ血液、便秘などが解消されやすくなります。