食べる量が多く、動く量が少ないと、自然と摂取カロリーよりも消費カロリーが少なくなってしまいます。
こういった生活習慣が身についていると、いざダイエットしようと思ってもすぐに行動習慣を変えることができません。
生活習慣を見直しながらダイエットするには、最初に助走期間を設けてあげるのがおすすめです。
ここでは、生活習慣の見直し方、食生活、運動生活についてみていきます。
日記で見直す
食事メモや運動記録などをとっている人は、それを使って生活習慣を見直してみましょう。
いちいち書いていない、書くのが面倒という人もいるかもしれませんが、スマートフォンのアプリを使ったり、健康維持に役立つデバイスを活用すると、どれくらい食べたり動いたりしているのかが把握できます。
最初はだいたいでいいですが、慣れてきたら食べたものは全て書き出すようにしましょう。
この時は、まだカロリー制限などの食事制限は必要ありません。無理に歩こうなどと考えなくてもいいです。
今までの自分の生活をありのまま見て、改善点を見つけることがこの段階の目標です。
食生活に問題がある場合
明らかに食べ過ぎ、飲み過ぎが原因という場合(これが一番多いのですが)には、食事内容を改善していきましょう。
糖質と脂質のとりすぎはメタボのリスクを高くします。
特に日本人は主食や甘いものから糖質を摂りすぎる傾向があるので、糖質をどれくらいとっているのかを把握して、減らしてみるようにしましょう。
例えば、今までご飯を2杯ずつお代わりしていたならば、お代わりせずに豆腐に変えてみたり、主食を減らしたぶん野菜、肉、魚、卵、などの食材で補ってみるようにしましょう。
最初に野菜から食べることで、血糖値の上昇を防ぐことと、脂肪の吸収を防ぐことができるのでおすすめです。
野菜、おかず、主食という順番で食べると太りにくくなります。
おやつなどの嗜好品が多い人は、糖質が少ないアーモンドなどの食べ物を選んで食べるか、食事で満足できるように工夫してみましょう。
運動に問題がある場合
運動だけでダイエットをするのは現実的ではありません。
しかし、運動を全くしないとボディラインが崩れてしまいます。
筋肉をつけてあげれば基礎代謝がアップして太りにくく痩せやすい体になるので、少しずつ運動量を増やしていくようにしましょう。
特別に運動時間をとるよりも、通勤や通学の際に歩く距離を長くしたり、階段を使う機会を増やす、といったことでOKですよ。